シーボルトの抜歯鉗子 |
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県立長崎美術博物館所蔵品の複製品 長崎県歯科医師会所蔵 |
1796年2月南部ドイツ、ヴュルツブルグ市で生まれたフィリップ・フランツ・パルタザール・フォン・シーボルトは、父が教授であったヴュルツブルグ大学において医学を修め1820年に卒業した。その後、オランダ領東インドシナ陸軍外科少佐に任ぜられ、1822年9月ロッテルダムを出航しました。バタヴィアン到着後間もなく出島オランダ商館医に任ぜられ、1823年8月に到着しました。 ここに示した抜歯鉗子類は当時の最新式であることからオランダにおいて準備したものである。歯鍵1、挺子1、メス1、抜歯鉗子3から成るこのセットは錬鉄によって作られ、メッキされたものと思われます。 |