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魏志倭人伝

魏志倭人伝

 魏志倭人伝には、以下のように記載されています。
 『女王国の東、海を渡ること千余里にして、復国有り、皆、倭の種なり、又、侏儒国其の南に在り、人の長三、四尺に有り、女王国を去ること四千余里にして、復、裸国有り、黒歯国、復、其の東南に在り、船行一年にして至る可し』

黒歯国

 「黒歯国」 には2つの説があります。
 ①この時代から「お歯黒」の習慣があった。
 ②ヤマブドウ、まっふさぶどう、ビンロウ樹の実などに石灰をまぜた物を食べる事で歯が黒くなった。
 確定した説はありませんが、どちらも正しかった言われています。ただ後の時代の「お歯黒」のような複雑な意味は無かったと思われます。