口腔保健センターってなあに? |
長崎県における障害者等の歯科医療を確保するため、障害者歯科医療、口腔衛生教育、及び休日歯科診療を実施し、 県民の口腔衛生の維持向上を図ることを目的とした、長崎県歯科医師会が長崎県の委託を受け開設している歯科診療所です。 |
障害者歯科診療(予約制) | 火曜日・水曜日/9:30~17:00 土曜日/14:00~17:00 | |||||||||||
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専門のスタッフが対応し、また摂食・嚥下に障害をお持ちの方に相談や訓練法などの指導・アドバイスを行っています。 長崎県口腔保健センターは、障害者の歯科診療の中核施設として、昭和60年6月に開設され、長崎県の委託を受けて、長崎県歯科医師会が運営しています。日本障害者歯科学会指導医の資格を持つ常勤の歯科医師1名、常勤歯科衛生士3名、医局員9名、非常勤歯科衛生士3名で診療を行っています。診療日は火、水、土でユニットは4台あり、そのうち1台はアイソレーションルーム(個室)に設置してあります。水曜日には長崎大学病院の歯科麻酔医とともに、静脈内鎮静法下での治療も行うことがあります。また、9年前から摂食に障害のある障害者に対して専用の摂食指導室を設け、摂食指導も行っています。 | ||||||||||||
歯科衛生士アルバイト募集 | ||||||||||||
長崎県歯科医師会では、長崎県口腔保健センター歯科診療所の歯科衛生士アルバイト(土曜日)を下記の要領で募集しております。
多数の衛生士の御応募、御協力賜りますようお願い申し上げます。
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障害者歯科巡回診療(予約制) | 水曜日/10:00~16:00(佐世保診療拠点) 金曜日/10:00~16:00 |
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地域の開業医で診療が困難な方の相談や診療を行っています。 長崎県特有の離島を含む東西南北に広い地理的特徴から、障害者の2次医療機関への受診がしづらい現状を解消するため、県下各地を巡回歯科診療車で回り、心身障害者の診療を行っています。巡回先は年次計画で長崎県と歯科医師会が協議して決定し、2年を1クールとして県下全域を巡回するようにしています。1地区2~3ヶ月程度で、診療日は毎週金曜日、遠隔地や離島は隔週木・金曜日になっています。 | |
令和6年度 障害者巡回歯科診療実地地区 及び 診療申し込み先 |
休日救急歯科診療 | 日曜、祝祭日および年末年始(12月30日、31日、1月2日、3日)12:00~17:00 |
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尚、午前中は各地区の休日救急当番医で対応しています。 (新聞の休日救急当番医欄も参考にして下さい。) |
高次歯科医療機関 | |
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地域の1次医療機関では受け入れが困難な重症心身障害者に対しては口腔保健センターが対応していますが、患者の居住地によっては通院が困難な場合があります。 そこで、地理的な問題を解決するため、県北、県央に2次的な診療ができる医療機関を整備しています。 県北地区では佐世保市立総合病院で、将来的には全身麻酔を含む歯科治療が可能になるように、現在、施設の整備が行われています。 県央地区においてはH17年10月に長崎県立こども医療福祉センターがリニューアルしたのを機に歯科診療部門が新設されました。当初は週1回の診療日でしたが、H18年4月より週2回(月、火)になり地域の障害者の歯科診療にあたっています。さらに全身麻酔が必要な重症心身障害者に対しては長崎大学医学部・歯学部附属病院との連携により治療が可能です。 |
長崎県歯科医師会館内にあります。 〒852-8104 長崎市茂里町3番19号 TEL 095-848-5311 FAX 095-846-0175 |
長崎県障害者歯科協力医療機関名簿 | 長崎市≫ 佐世保市≫ 島原南高≫ 諫早≫ 大村東彼≫ 西彼≫ 北松≫ 福江南松≫ 対馬≫ 壱岐≫ |
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障害者歯科への導入のために | |
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自閉症などの発達障害者は、周囲の環境やこれから起きることを理解すること(行動予測)に困難があり、また自分の感情や要求を伝達することに障害があります。そのため歯科治療のときに不適応行動を起こし、やむなく治療を中断せざるを得ない状況になることが少なくないのではないでしょうか。 障害の現れ方も一人ひとり大きく違い、診察室内でパニックを起こすことも多くみられます。障害を理解し彼らが示す行動の意味を推測し、個々の対応法を考えることが大切です。 初診時には、家族ないし介護者からの聞き取りを元に本人の障害の状況を把握することが大切です。ひとへの要求が可能であるか否か、言葉でのやり取りがどの程度可能かなどを聴取します。また、特定のものごとに対する興味、関心、こだわり、自傷行為やパニックが起きやすい状況、音に対する過敏性、痛みの訴え方、散髪が可能か否かなど詳細に聞き取る必要があります。 診療台になかなか座らないときは、過去の不愉快な体験からくるのか、これから起きる未知の体験への不安なのか原因を推察することが重要です。発達障害者 は聴覚による情報よりも視覚による情報の方が能率的に処理できる能力が高いという特性を生かし、未知の体験への不安が強い場合には視覚的支援ツール(絵 カード、写真カード)などを用いて説明するとスムーズに治療ができることが少なくない様です。 今回、障害者に対して特性を把握するために医療面接表を、またスムーズな歯科治療が行えるように視覚的支援ツール(絵カード、写真カード)を作成いたしました。障害者歯科治療の一助にして頂ければ幸いです。長崎県口腔保健センター |
視覚支援ツールの使い方 | |
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視覚支援ツールには、大別すると、写真シリーズとイラストシリーズがあります。 患者さんが興味を示す方を選択してください。 写真シリーズとイラストシリーズには、処置項目が列記されています。必要な処置項目のPDFファイルをクリックして下さい。すると、その処置内容の流れが一つ一つ項目別にファイルされています。欲しいイラストや写真がありましたらそれぞれのファイル(項 目)をクリックし、サイズを決めてから印刷して下さい。 また、はがきやLサイズに印刷し、処置内容別にアルバムなどに整理すれば便利です。 |
医療面接表 | |
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医療面接表 |
視覚支援ツール-写真シリーズ | |
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導入 歯の検査 清掃 スケーリング ラバーダム防湿 シーラント 即日充填処置 インレー形成・印象 麻酔抜髄 根管充填 抜歯 |
視覚支援ツール-写真シリーズ | |
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はじめとおわり 清掃指導 ラバーダム防湿 即日充填処置 インレー修復(形成・印象) インレーセット 麻酔抜髄 根管充填 抜歯 |