(大村・東彼歯科医師会)岩沼健児 先生提供 2006/11/1 |
足踏みエンジン |
元々の使用者は私の祖父で、埼玉県東松山市で開業しておりました。また、父も同市内別の場所にて開業しており、戦後の電力事情が良くなかった頃に祖父から譲り受け、技工用の予備機として使っていたとのことです。譲り受けた当初は、結構予備ではなかったとか聞いております。 地球に優しく停電に強い歯科用機器です。今でも、世界的に見ると、電力事情の悪い地域では、歯科医療に貢献しているものと思われます。 ちなみに、足踏みエンジンの、エンジン部に付けるバーは、今我々が使っているストレートのバーがそのまま使えます。つまり、今の規格と昔の規格は同じと言うことで、未だに使おうと思えば使えます。ただ、一人で使おうとすると、ペダルが上下するのと同時に手が上下するので、レストがないとやりにくいことおびただしく、ちょっとコツをつかむまで苦労します。 |