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抱朴子

抱朴子

 『抱朴子』は水銀から不老不死の薬である黄金をつくるなど、いわゆる錬金術の書でした。その中に早朝300回以上歯をたたくと歯が丈夫になると記載してあります。またこの時代には柳の楊枝や歯磨剤、うがいには岩塩、枸杷(ナス科の落葉低木)、茶、竹の汁が使われていました。そのほかに人間の歯や動物の牙が薬とされたり、呪詛に用いられることもありました。