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紅夷外科宗伝

紅夷外科宗伝

長崎県歯科医師会会史第一編

 外科医の祖パレの外科書は約100年後に長崎にもオランダを通して伝えられました。オランダ通詞の楢林鎮山(1648-1711)は『紅夷外科宗伝』を著わしましたが、その挿図はパレの本をから引用したものです。また鎮山が処方した膏薬もパレの影響を大きく受けました。この時代「オランダ医学」は「紅毛医学」とも呼ばれていました。